レンタカーで巡るシチリアの旅

シチリア旅行記3日目 エリチェとトラーパニ散策

白い石の町エリチェ。何気ないレストランにも趣を感じる

 

シチリア旅行3日目は、近隣の町、エリチェ(Erice)とトラーパニ(Trapani)に観光ドライブです。せっかくレンタカーをしたので、レンタカーがないといけないところにいってみます。

 

シチリア島で借りた車。フィアットとかでもよかったのに、なぜかBMW。安定感抜群

 

Panoramic Hotelで朝食を済ませ、駐車場に停めておいたレンタカーで出発します。1日目に運転をしたときはすでに夜だったので周りが暗く気づきませんでしたが、シチリアは海から少し離れただけで乾燥地帯のような風景になります。オリーブの木をよく見かけました。

 

東京よりも空が青く、雲が低い気がするのは、気のせいでしょうか。大地に雲の影がうつるのをよく見たので、きっと雲が低いせいだと勝手に思っています。日本ではみたことないです、雲の影なんて。道路は東京より広く、車の数も多くないので、快適なドライブです。

 

地面に雲の影がうつる。日本ではみたことなかった

 

サン・ビートから南西に一時間ほどの場所にある山の上の石造りの小さな町、エリチェ。ここが最初の目的地です。ガイドブックによると、標高751mにある町自体もこじんまりとしてきれいですが、町から見下ろす地中海も絶景とのこと。バスでは不便で行きにくいとのことなので、しめしめと思いながら、レンタカーのメリットをいかしてのエリチェ訪問です。

 

町の入口に有料駐車場があり、全部で停まれる車は50台ほどです。週末のお昼前だったので、他にも観光客は多いようで(ただし日本人とは会わなかった)、駐車場はうまりかけていました。シチリアに限らずイタリア本土も同じですが、この国は駐車スペースが狭いですね。運転技術の差なのでしょうか。まぁ、イタリア車は小回りがきくものが多そうなイメージはありますが。なんとか苦労をして停めて、近くにいた係の人に聞いて、駐車場脇のチケットマシーンから2時間の駐車券を購入しました。4ユーロくらいだったと思います。

 

さて、町の入口の駐車場から歩いてすぐに石畳の小さな上り坂が始まります。ここがエリチェのメインストリート。ゆっくり上りながら散策スタートです。道の両脇にお土産店、カフェ、レストランが点在しており、歩いているだけで楽しい。ただし、足元の石畳は歩き磨かれていて滑りやすいので注意が必要です。靴底が革のフラットシューズを履いてきた妻は何度も滑りそうになり、周りの注目を集めていました。みんな心配そうな目で見守ってくれていました。

 

メインストリートの上り坂ぞいにある土産屋

 

広場が幾つかあり、カフェが点在ています

 

エリチェは半径300mの円に入ってしまいそうな小さな町なので、坂道をゆっくり歩いても、入口の駐車場から奥の高台にあるノルマン城まで30分もかからないです。ここからの眺めは絶景ですね。シチリアの岩っぽい風景と濃紺な地中海の海が見渡せます。

 

ノルマン城横のパノラマスポットからの眺め。記念撮影に最適

 

さらに駐車場が小さいせいか、そもそもシチリアがこういうものなのか、人の数が多くないので、騒々しくなく、美しい景色に見合う雰囲気が守られています。
こういうのってとても大事だと思います。誰にも急かされることなく、シチリア島の大地と地中海のパノラマを満喫しました。

 

 

さて、正午を過ぎランチタイムが近づいてきたので、新鮮な魚介類を求めて、次の目的地、シチリア西端の町、トラーパニに向けて移動です。エリチェからは車で30分程度です。町中の適当な有料パーキングに停めて、地球の歩き方に載っていた海沿いのレストラン、Taverna Paradisoでランチです。

 

比較的空いていたので、海の見えるテラス席を選びました。選んだメニューは、フライの盛り合わせ、ムール貝のワイン蒸し、シーフードリゾットの海鮮づくし。特にイカのフライと、海の幸のエキスが濃厚なリゾットがおいしかったですね。キリッと冷えた白ワインを合わせたかったですが、運転するので断念。料金は二人で60ユーロくらいでした。当初の予定よりも豪華ランチとなってしまいましたが、旅行中なので奮発です。

 

海が見えるテラスで遅めのランチ

 

フライの盛り合わせ。衣に薄味がついていて、レモンだけでおいしく食べられる

 

ムール貝のワイン蒸し。トマトソースとガーリックで味付けされていて、食が進む

 

 

当初はこのままトラーパニで地中海に沈む夕陽でも眺めてからサン・ビートに戻ろうかと考えていましたが、遅めのランチを食べ終わってもまだ15時なので、時間を持て余すと思い、予定を変更しました。早めにホテルに戻り、部屋のベランダから夕焼けを眺めてゆっくり過ごすことにしました。

 

サン・ヴィートの夕焼け。Panoramic Hotelのベランダからの眺め


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